馮志強老師はかつて機械工場で働いていたのですが、

馮志強老師ご自身から伺った話です。

馮志強老師はかつて機械工場で働いていたのですが、当時は武術などの古い因習のものは反革命的とみなされ弾圧を受けるような時代であったため武術を学んでいたことは職場や同僚たちには秘密にしていました。

そうして平安な日々を過ごしていたのですが、ある日やや高所(頭の高さほどか?)に設置してある工業機械が台座を固定しているボルトが壊れ落下してきました。

その場にいた同僚は驚き倒れてしまい危なく潰されそうになったのを見て、すかさず馮志強老師はその器械を両手で受け止めました。

その器械の重量は凡そ千斤(500㎏)、落下する勢いを合わせればそれ以上の重さが加わったはずです。

馮志強老師が支えているうちに同僚は助け出され命は救われました。

それを確認すると支える手を放しましたが、その途端全身に震えが走り、後には両腿が真っ黒に変色してしまいました。

しかしこのことから馮志強老師が武術をやっていることが知られてしまいましたが、幸いにも咎められることは無かったそうです。

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